No4. 面積流量計の製造過程での実流量試験の内容を知りたい
試験流体
当社におけるおける試験装置は次のようなものです。
代用するときには、実際との食い違いが出ないように、理論的な補正をし、換算流量値により試験されます。
主な使用流体と試験流体の関係は次の通りです。
1.一般液体 → 水
2.高粘度液体 → 油
3.気体(小流量)→ 空気
4.気体(大流量)→ 水
これらの換算式はJIS B 7551に基づきますので、ここでは省略します。
1.油(高粘度)の試験装置
実際に使用される流体の粘度が高く、水試験では指示誤差が出るとき、この装置で粘度を合わせて試験されます。
試験能力:Max. 8 m3/h, 約800cP以下
2.水の試験装置
試験能力:Max. 800 m3/h, 350A以下
3.空気の試験装置
実際に使用される流体が気体で、粘度差のため水試験では指示誤差が出るとき、この装置で空気を流し試験されます。
概ね空気で15m3/h以下程度となります。
試験能力:Max. 約30 m3/h