電磁流量計【Mod MAG M1000】

フランジ 液体 薬液 小~大流量 電気出力

・広流量範囲 0.03~12 m/sec
・JIS10K-RF フランジ接続を採用
・AC電源のほか、DC電源もオプションで選択可能
・標準でPTFEライニング&ハステロイC電極を採用
・豊富な出力
・面間は互換性に優れたISO規格に準拠
・変換器一体型(M1000-M)と変換器分離型(M1000-S)を用意しております。

特徴

・原理

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・長所

(1)液体の温度、圧力、密度、粘度の影響をほとんど受けない。
(2)導電率が一定以上(20μS/m,(5μS/m)以上)であれば、導電率の影響を受けないで、体積流量を測定できます。このため、測定流体の種類にかかわらず、水(日本の平均的な河川の導電率 50~100μS/cm)で実流量校正ができます。
(3)測定管内に抵抗となる障害物が無いので、圧力損失がありません。
(4)固形物や気泡を含む液体でも体積流量を測定できます。
(5)流量計の出力は流量に比例します。比較的精度が高いです。
(6)『JIS B 7554』では、検出器の口径が10~2600mmの広い範囲で規定されています。広い流量範囲にわたって同じ原理で測定ができます。
(7)一般的に応答性が高いです。
(8)正逆流量の測定が可能です。
(9)可動部が有りません。

・短所

(1)気体や導電性の低い液体は測定できません。
(2)大口径の場合、比較的高価で、設置工事の費用が大きい。
(3)流れを整流させるために直管部が必要です『JIS B 7554に規定されています』。しかし、差圧式流量計などに比較して短い直管長で問題ありません。
(4)腐食性流体に対しては、ライニング材、電極、接液リング材料の検討が必要です。

製品外観3Dモデル-STD150

仕様/オプション

型式 M1000-M(変換器一体型) M1000-S(変換器分離型)
口径 15A ~ 400A・JIS10K-RF
測定範囲 0.03~12m/sec
精度 0.5~12m/sec=±0.3%R.D
0.03~0.5m/sec=±0.0025m/sec
0.03m/sec未満は精度保証外
導電率 5μS/cm以上
温度範囲 0 ~ 100℃ 0 ~ 150℃
周囲温度 -20 ~ 60℃
保護等級 IP67 検出器:IP68 変換器:IP67
材質 変換器ケース本体:アルミニウム(塗装)
検出器ケース本体:炭素鋼(塗装)
フランジ材質:炭素鋼(塗装)
ライニング:PTFE
電極:ハステロイC
電源 92~275VAC(50/60Hz兼用)
(オプション:9~36VDC)
出力 4 – 20mA, または 0 – 10mA
積算、上下限警報、空検知、エラー、流れ方向
(オープンコレクタ出力MAX DC32V 20mA)
表示 LCDディスプレイ(上段7桁・下段8桁)
瞬間/積算は上段切替表示
電線口 ケース接続ネジ:M20メスねじ 適合ケーブル径7~13mm×4
製品案内 Mod MAG M1000 series

外観図

外観図

表示部

規格寸法表

d 寸法(mm)
A B1 B2 φD φK n-φh ボルトサイズ
15A 200 238 266 95 70 4-15 M12
20A 200 238 266 100 75 4-15 M12
25A 200 238 266 125 90 4-19 M16
32A 200 253 281 135 100 4-19 M16
40A 200 253 281 140 105 4-19 M16
50A 200 253 281 155 120 4-19 M16
65A 200 271 299 175 140 4-19 M16
80A 200 271 299 185 150 8-19 M16
100A 250 278 306 210 175 8-19 M16
125A 250 298 326 250 210 8-23 M20
150A 300 310 338 280 240 8-23 M20
200A 350 338 366 330 290 12-23 M20
250A 450 362 390 400 355 12-25 M22
300A 500 425 453 445 400 16-25 M22
350A 550 450 478 490 445 16-25 M22
400A 600 475 503 560 510 16-27 M24
付属品 アースリング(SUS316)×2枚,配管用ガスケット(EPDM)×4枚

取付直管長

取付直管長検出器の上流側に各種継手を設ける場合には、検出器と継手類との間に表に示す長さの直管部を設けてください。

(注記)
a,ここでLは直管部の長さを、Dは検出部の呼び口径を表します。
なお、直管部とは直管の長さに検出器の長さの半分を加えたものです。

b,収縮管は直管とみなして配管してください。

C,検出器の下流側には直管部を設ける必要はありませんが下流側にバタフライ弁を取付ける場合、弁体が検出器内に入らないようにしてください。

d,表に示す長さの直管部を設ける事が出来ない場合には、お買い上げの弊社営業、または代理店ご相談ください。表:検出器の上流にある各種継手類と検出器との間に必要な直管の最小長さ(JIS B 7554による)

据付姿勢について

検出器は地面に対して、水平、垂直、又はその他の姿勢で据え付けることができます。
但し、水平以外に据え付ける場合には、流体を下方から上方へ流すようにしてください。

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